道路の通行権等問題

近年、住宅地に接道する道路に地役権(水道の引込みや自動車の通行する権利)が登記されていないという事で、金融機関が融資してくれないという問題が発生しております。

 

2019年頃、長崎市の古い住宅団地(100世帯前後の比較的大きな住宅団地)で、道路所有者から突然道路を閉鎖され、高額な通行料を要求されるという事件が有り、全国的に大きな話題となっております。

 

この事件が原因とは断定できませんが、この頃より購入する宅地に道路の所有権持分や地役権が登記されていないと、金融機関が融資をしないという事例が増えてきている様です。

 

上記の様な問題に鑑み、当社での土地取引においては地役権も付随して契約を設定しております。

 

なお、通行権や担保権の問題があっても、比較的短期間で解決できる場合もありますのでお気軽にご相談下さい。